キエルキンブログ

キエルキン(次亜塩素酸水溶液)についてまとめました!

アルコール除菌剤とキエルキン(次亜塩素酸水溶液)と比較しました!

 

アルコールとキエルキン

あまたの除菌剤がある中で代表的なものに、アルコールを成分とした除菌剤があります。今回は、キエルキンとそのアルコールの違い(比較)についてご紹介したいと思います。キエルキンは、大手コンビニチェーンで導入が2017年より始まりました。

 

その経緯もアルコールとは違ったメリットがあるからこそ決め手となりました。そのお話も含めてこちらでご紹介します。

 

 

 

アルコール除菌剤とキエルキンの違いまとめ

 

アルコールとキエルキン(弱酸性次亜塩素酸水溶液)を様々な項目について表にまとめました!

 

 

アルコール製剤

キエルキン

安全性

高い

非常に高い

ノロウイルスへの効果

効果が低い

30秒で不活化※1

消費期限

なし

3ヶ月以内

芽胞菌への効果(食中毒の原因の一つ)

なし

30秒で不活化

手荒れの有無

あり※2

なし

食品添加物

認められている

条件付きで認められている※3

耐性菌が生まれる可能性

有り

なし

菌・ウイルスの効果

幅広く効果があり

菌・ウイルス全てに効果あり

菌・ウイルスへの作用時間

菌やウイルスによっては時間がかかる

即効性

除菌剤の弱点

濃度が6080%でないと効果が低下する

紫外線により濃度が低下する

食品にかかった場合

問題ない

問題ない

におい

アルコール臭(ほぼ無臭のものもあり)

若干のプールのにおい※4

使用感

速乾性

水と同程度

 

1アルコール除菌剤の中にはノロウイルスに効果があると言われているアルコール剤があります。

 

ノロウイルスの代替ウイルスのネコカリシウイルスを用いて大手コンビニチェーンから委託された第3者機関(公益財団法人 日本食品油脂検査協会)にてキエルキンと弱酸性アルコール製剤の比較試験をおこないました。その結果、弱酸性アルコール製剤でウイルスの減少はします(効果がある)が、全て不活化することはできませんでした。

しかし、キエルキンは30秒で検出なしという結果を得ました

 

アルコール手荒れ問題

2 アルコール製剤は使用を継続すると手指の油分を奪ってしまい手荒れの原因になります。

その手荒れした場所には黄色ブドウ球菌(食中毒の原因の一つの細菌)の温床になり食中毒が広がる可能性があります。

 

また、手荒れした手にアルコール製剤はひりひりとしますが、キエルキンはそのようなことはありません。(大手コンビニチェーンで働く女性スタッフさんからアルコールの手荒れ問題を提起されたことがきっかけで、キエルキン導入に至りました。手荒れ問題のクリアとその他の菌・ウイルスにも効果があり安全であることが最終的に本部導入の決め手となりました。)

 

3 キエルキンは、雑貨に該当し、医薬品や食品添加物ではありません。しかし、食品加工工場内にて製造、消費された場合は食品添加物として認められています。

 

4 キエルキンを使用した時に若干プールのにおいがしますが、作用した後はお水に戻りにおいも無臭になります。食品の食味や風味を損なうことはありません。

 

■キエルキンと次亜塩素酸ナトリウムの特徴の違い

 

キエルキンの成分は次亜塩素酸(HOCL)という成分で、ハイターなどの漂白剤の成分である次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)と混同される場合がありますが、全く違う物質です。※混同される方が多いためその違いも簡単にまとめておきます。

 

次亜塩素酸ナトリウムの特徴について

 

・菌・ウイルスにの殺菌作用が広い(ノロウイルスの処理マニュアルにて厚生労働省より推奨されている)

・危険物質なので使用するときに注意する(アルカリ性で皮膚を溶かします)

・漂白作用がある

・強アルカリ性の力溶かして菌やウイルスを除菌・除去している

・芽胞菌にはほとんど効果がない

・発ガン性物質と言われるトリハロメタンの形成がある

次亜塩素酸とアルコール

次亜塩素酸(キエルキン)の特徴について

 

・弱酸性であるので皮膚に触れても問題ない

・作用後はお水に戻るため安全に使用できる

・ラジカル反応により菌やウイルスを除菌・除去している

次亜塩素酸ナトリウムと同濃度であれば1080倍除菌能力が高い(pHによって変化します)

トリハロメタンを生成しない

・次亜塩素酸は、厚生労働省で安全性、効果等試験されて認められている

・高い消臭作用

・スギ花粉分解効果

 

キエルキンの実績について

アルコールと次亜塩素酸

・医師会病院おんが病院と共同開発をして高い安全性・除菌力を認めていただきました。(空間除菌に関する研究を通し日本外科感染症学会や国際外科感染症学会などで発表しております。)

 

参考:キエルキンは医師会病院との共同研究を経て作られた次亜塩素酸の除菌・消臭剤!

 

・現在、全国にある800を超える幼稚園・保育園で延べ80,000人を超える子どもたちのためにキエルキンをご利用いただいております。

 

・全国版のテレビ「モーニングバード」にて集団感染ゼロの保育園の取り組みとして「キエルキン」を取り上げられました。

 

参考:キエルキンがテレビに取り上げられた時のメディアの裏側について

 

・大手コンビニチェーン店内備品として本部採用されています。

 

・複数のメディアから取材されテレビ放送(とびっきり静岡、まるごとワイド、今日感テレビ、ナイツのヒット商品会議室etc…

 

2014年に静岡県1,271人の児童がノロウイルスに感染した集団食中毒事件がおきました。静岡県の給食協会では厚生労働省にて定められている大量調理施設衛生管理マニュアルを遵守していたにも関わらず、結果として事故が起こりました。

それに当たって導入されたのが、「キエルキン」と「手洗いチェッカー」です。

 

キエルキンは、アルコールの弱点を補う安全性と強力な除菌力が特徴です。一方で、揮発性など使い勝手もよく一般的に普及しているアルコールも用途に合わせて使用していただければと思います!

 

以上、アルコール除菌剤とキエルキン(次亜塩素酸水溶液)と比較についてご紹介しました!

 

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アルコール殺菌が効かない耐性菌により病院内感染の原因に!キエルキンとの違いは?

アルコール除菌剤とキエルキン違い

AFPBB Newsによると、手洗い用洗剤や消毒液に含まれるアルコール性殺菌剤の耐性を持つ細菌がおり、病院内での感染症が広がる要因になっていると、オーストラリアの研究チームにより発表されました。

 

そこで、今回はアルコール殺菌剤に関する論文の内容の紹介とアルコール殺菌剤とキエルキンの殺菌の仕組みの違いについてご紹介します。

 

 

病院内での耐性菌はアルコール消毒が原因になっている?

 

研究チームは、この細菌が増えた原因を究明するため、19972015年にオーストラリア・メルボルンの病院2か所を調査し、分析しました。

 

その結果、腸内細菌の一種で、病院で使用されるカテーテルや人工呼吸器などを介して感染する可能性のあるエンテロコッカス・フェシウム(バンコマイシン耐性腸球菌の一つ)が増えていることが分かりました。

 

その要因として、2004年より前と2009年より後のエンテロコッカス・フェシウムの菌を比較すると2009年より後の方がアルコールに触れてから殺菌するまでの時間が長いことが判明しました。

 

参考: アルコール消毒が効かない?耐性菌の増殖に警鐘、豪論文

 

また、アメリカの医学雑誌のScience Translational Medicineによると1997年から2015年の間、139ヶ所の病院からエンテロコッカス・フェシウムのサンプルを採取して分析した結果、2010年より後の細菌ではアルコール殺菌に対して10倍以上耐性があることが分かりました。

 

参考:Increasing tolerance of hospital Enterococcus faecium to handwash alcohols

 

その他の病院内の感染症の原因となる細菌は?

 

エンテロコッカス・フェシウムだけでなく、病院内で問題になっている菌はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌MRSA)やクリストリジウムデフィシル(CD)があります。

 

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は薬で飲む抗生物質に耐性を持った黄色ブドウ球菌です。この細菌に対してアルコール殺菌剤は効果が高く病院内での感染症を防いでいます。

アルコール殺菌剤とキエルキン

一方で、病院でのアルコール殺菌が原因となり問題となる細菌がいます。アルコールでも効果がない細菌が残り、増殖して院内感染が広がるというリスクもあります。その細菌が、クリストリジウムデフィシルです。この細菌は、細菌の中でも最強と言われる芽胞菌の一つで熱や殺菌剤にも耐えうる細菌です。ボツリヌス菌炭疽菌など生物兵器としても使われていたり、体に有益な納豆菌や食中毒の原因となるウェルシュ菌も芽胞菌の一つです。

 

参考:静岡県磐田市の食品工場で食中毒発生!芽胞菌にキエルキンは効果があるか?

 

論文の結論としてアルコール殺菌剤を使うなということでなく、それらに効果がある除菌剤が必要ということが示唆されました。

 

キエルキンは耐性菌を出さない!

 

アルコールの除菌機構とキエルキンの除菌機構は全く異なります。アルコールは細菌の細胞壁を溶かしたり、タンパク質を変性させたり、揮発するときに熱と水分を瞬間的に奪うなどで攻撃します。

 

アルコール殺菌剤は一般的にたくさん使われている反面、子供の誤飲の事故もあり、安全性に関して疑問も残ります。

 

参考:アルコール除菌剤の誤飲事故多発の理由とその予防策にはキエルキン!

 

一方、キエルキンは白血球が体内に侵入した菌やウイルスを除去する仕組みと同じです

 

実は、この方法は生き物のほとんどがこの仕組みを利用しており、今まで、耐性菌は現れていません。仮に、白血球の殺菌メカニズムに対する耐性菌が出現しているのであれば、生き物の大変な脅威になっているはずです。

 

参考:次亜塩素酸とは?消毒の効果と化学的な殺菌メカニズムについて

 

アルコールは揮発性があり汎用性も高い反面、誤飲の問題や耐性菌の問題が出ている以上これを使えば安全ということはないかもしれませんね。

 

キエルキンはお水に戻る残留性がないため非常に安全かつ、ウイルス細菌ともに耐性菌を残さず除菌・除去でき、消臭もできます。もちろん、芽胞菌や耐性菌に対しても30秒以内に除菌できるというエビデンスを取得しております。

 

キエルキンをご活用頂ければと思います。

 

以上、アルコール殺菌が効かない耐性菌により病院内感染の原因に!キエルキンとの違いについてご紹介しました。

 

 

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【まとめ】オゾン水と次亜塩素酸水溶液を比較しました!安全性から除菌力まで

次亜塩素酸 オゾン安全

先日お客様からオゾン水と次亜塩素酸水溶液の違いについてご質問頂きました。オゾンに関して独立行政法人国民生活センターでも家庭用オゾン発生器に関して試験した結果も記載しておりました。

 

他の方も疑問に思われる方もいるかもしれないので、こちらの記事にてご紹介したいと思います。

 

 

オゾンと次亜塩素酸の殺菌メカニズムはほとんど同じ

 

オゾンも次亜塩素酸も殺菌メカニズムはラジカル反応というもので菌やウイルスに纏っている電子を奪う酸化剤として機能しています。

オゾンは、酸素ラジカルとヒドロシキラジカル(条件によって)を利用して、次亜塩素酸は塩素ラジカルとヒドロシキラジカルどちらも利用して攻撃しています。

 

どちらも耐性菌を生成しない殺菌メカニズムになっており、同じ濃度であれば、次亜塩素酸に比べオゾンの方が殺菌力は強いです。

 

酸化剤の強さを酸化還元電位V)にて表しています。自身より酸化還元電位の低いものが周辺にあるとその力を失うため、空気に含まれる菌、有機物、二酸化炭素など酸化還元電位の低い物質が酸化する対象となります。

 

酸化還元電位V

フッ素→2.87

オゾン→2.07

次亜塩素酸→1.63

塩素→1.36

酸素→0.82

参考:ヒドロシキラジカル→2.85

 

参考:次亜塩素酸の殺菌・分解メカニズムについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!

 

次亜塩素酸水溶液とオゾン水の除菌力について

 

ppm〜1ppm以下のオゾン濃度のものが多いですが、オゾンは非常に不安定な物質ですぐに濃度を失ってしまいます。オゾン水の場合数分〜数十分で酸素に分解されてしまいます。また、温度が高いとより早く分解が促進されていきます。

 

酸化還元電位が高いオゾン水は次亜塩素酸水溶液に比べて殺菌力が強いですが、低濃度のオゾンだと特に、菌類最強である芽胞菌に対して殺菌速度が変わってきます。

 

オゾン水4~5ppm68分で検出なし

オゾン50ppm12時間で検出なし 

 

上記の通り芽胞菌に対してもオゾンやオゾン水は殺菌があり効果があると言えます。

 

注意:オゾン50ppm1時間で生命の危機の濃度です。

 

一方、次亜塩素酸はラジカル反応と電気的中性の特性により芽胞状態の菌の内部まで侵入し、57ppmでも3分以下で検出なし厚生労働省エビデンス)、200ppmでは30秒以内に検出なし(株式会社ラジカルラボのエビデンス)という結果です。

 

次亜塩素酸と比較したオゾン水のメリット・デメリット

 

メリット

 

・次亜塩素酸より低濃度で除菌・除去できる

・オゾンの気体で使用できる

(※但し、人のいる環境では使用不可)

・反応後、酸素と水に戻る

(※次亜塩素酸は塩化物イオンとお水になる。水道水に近い)

・お水のpHにより殺菌力が左右されない

 

デメリット

 

・スプレーボトルなどに移し変えて使用できない

(※短時間で失活するため保存ができません)

・低濃度でも毒性が強い

・水に溶けにくい物質のため空間に気化すること

・ほとんどの金属に腐食性を持つ

(※次亜塩素酸はステンレスには影響はないですが、鉄は水道水より若干錆びやすいです。)

・ゴム・プラスチック(ナイロン、フェノール樹脂など)を侵食する

・除害設備も含め設備が高くなる

・濃度管理にオゾン濃度計が必須なこと

オゾン水と次亜塩素酸水

オゾン水と比較した次亜塩素酸水溶液のメリット・デメリット

 

メリット

・安全性が非常に高いこと(誤飲しても問題ない)

・残留性がない(オゾン水と同様)

・次亜塩素酸水溶液は人のいる環境であっても使用することができること

(換気の必要がない)

・消費期限があるが製造から3ヶ月効果があること

・濃度によってはオゾンより除菌・除去能力が高くなる

 

デメリット

 

・オゾン水の方が安価

(オゾン測定器や除外設備を除く)

pHによって除菌力が変わる

 

※上記のメリットデメリットが重複しているところもあります。

オゾンの安全性について

オゾン水危険

オゾンは濃度によって人体への危険度が変わってきます。下記にオゾン協会が作ったオゾン濃度による人体への影響についてまとめてあります。

オゾンの濃度による安全性

また、日本では0.1ppm以上が人体に影響するラインと決められております。(空気中の安全基準濃度)

 

補足:アメリカ合衆国食料医薬品局(FDA0.05 ppmまでと決められています。

 

空間のオゾンの濃度が0.1ppm1ppmになると、喉、目、胸、上気道に刺激があり、咳、頭痛、疲労、視力の低下、呼吸障害などが出てきます。

(個人差がありますがそれ以下でも感じる人もいます。)

また、5~10ppmになると呼吸困難、肺うっ血、脈拍増加を引き起こし、50ppm以上になると死に至る可能性があるため、きちんとした取り扱いが必要になります。

 

オゾンは人がいる場所では使用はしてはいけません。もちろん、人がいるなかで空間噴霧も次亜塩素酸水溶液とは異なり行うことはできません。

 

 

消費者庁の管轄である国民生活センターのオゾン水の安全性を調査

 

国民生活センター2004年〜2009年の約5年間に、オゾン発生器に関する相談が410件あり、その内、安全性に関するものが67件ありました。

その相談内容について下記に一部引用します。

【相談1

新築時の建材の臭いを脱臭しようと購入したが、オゾンは濃度が高くなると人体に毒性があり最悪は死亡すると聞いた。使用時のオゾン濃度が心配だが、具体的にどのくらい使用すると影響があるか分からない。(2009 年度 20 歳代男性 神奈川県)

【相談2

インターネット通販で空気清浄機を購入。オゾンを発生させて消臭する器具である。アレルギー体質で頭が痛くなったので取扱説明書を見たところ、喘息のある人は使用については医師に相談とあった。インターネット上には表示はなかった。販売業者に返品したいと伝えたが、拒否された。(2008 年度 20 歳代女性 大阪府

【相談3

3ヵ月営業し移動する店で体にいいと言われオゾン発生器を購入したが、使うとのどが痛くなるし、孫も咳が出るので使わなくなった。業者に咳が出たことを伝えたところ、他の用途で使うよう言われた。使わず、置いておいても仕方ないので、返したい。(2008 年度 60 歳代女性 福岡県)

【相談4

オゾンを発生させ殺菌をする空気清浄機をインターネットで購入した。咳き込むので返品したい。(2007 年度 30 歳代男性 東京都)

【相談5

テレビの通販番組で、オゾンを発生させる空気清浄機がウィルスやホルムアルデヒドなども含め除菌・脱臭効果があると紹介していた。喘息の猫を飼っているので最適と思い購入した。1 週間使ったら傍の観葉植物の緑葉が茶変色して枯れた。人体にも悪影響があるのではと心配。(2007 年度 50 歳代女性 東京都)

 【相談6

知人からの紹介販売でオゾン発生器を購入したが、使用したら胃が痛くなった。体によいというが、信用出来る商品か。オゾンを直接吸い込まないでくださいということが気になる。臭いも悪い。(2006 年度 40 歳代女性 大分県

引用:独立行政法人国民生活センター「家庭用オゾン発生器の安全性」について

 

そのような背景から異なるメーカーの家庭用オゾン発生器7種を対象に安全性、効果等試験を実施することになりました。

 

上記にも説明しましたが、高濃度のオゾンに晒されると人体に害あります。しかし、家庭で使うオゾン発生器から排出されるオゾンに関する法令や基準がないのが現状です。

 

従って、知らぬ間に、高濃度のオゾンが生じている場合には、人体への悪影響を与える可能性が高いと言えます。

オゾンの安全性

 

国民生活センターにおけるオゾン水の安全性について結論

 

家庭用のオゾン7種類の内5種類は、排出口付近では最大2.210.2ppmと非常に高濃度で、約16㎡(8.7畳)相当の室内で30分間使用すると最大0.11.0ppmと、室内環境基準や労働環境における許容濃度の0.1ppmを超えて人体に悪影響を与え危険でした。

 

残りの2種類は室内のオゾン濃度はあまり上がりませんでしたが、機械の種類によってオゾン濃度が大きく変わることが分かりました。

 

また、室内にてオゾン水を使用する場合、オゾンのほとんどは溶けずにそのまま空気中に飛散するため、室内のオゾン濃度が高くなり危険であることが分かりました。

同様に、浴室内でオゾン水を使用すると、短時間でオゾン濃度が高くなり危険です。

 

国民生活センターの結論として、以下そのまま引用いたします。

 

使用方法によっては危険なオゾン濃度となるものがあり、また、オゾン発生量等の表示を見ても専門知識のない消費者が安全に使用することは難しいと考えられた。このような現状のもとでは、購入等は避けた方がよい。

 

 

参考:「オゾン発生器の安全性の試験結果」についてより詳しいテスト内容を知りたい方はこちらからどうぞ!

 

一概に、オゾン水や次亜塩素酸水といってもメーカーによって製法も違えば商品の質も異なってきます。

 

購入する人はまずその特性を知ってから使用されることをオススメいたします。

 

以上、オゾン水と次亜塩素酸水溶液を比較しました!【まとめ】安全性から除菌力についてご紹介しました。

 

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食品添加物と謳っている次亜塩素酸の除菌剤とキエルキンを比較!厚生労働省に質問

 

某大手食品会社様で空間の落下菌に対する空間除菌の実験を行いました。落下菌に対して空間噴霧の十分な効果を実感して頂きました。

 

そこで、実験の時に比較された他の次亜塩素酸水溶液(商品B)とキエルキンが行われ、同じ次亜塩素酸を使った除菌剤ですが、違いあるかどうかご紹介致します。

 

※商品名は伏せて、商品Bと致します。

静岡県食品加工会社キエルキン空間噴霧実験

 

 

 

■キエルキンは生成機械を導入して工場内であれば食品添加物となる

 

キエルキンを工場内で生成して使用するのであれば、厚生労働省にも認められた次亜塩素酸水溶液として活用できます。

 

しかし、あらかじめ次亜塩素酸ナトリウムに酸を混和したものは食品添加物製剤ではないため、普段使用されているキエルキンは食品添加物とは謳っていません。

 

●キエルキンの化学反応式

 

aOCL+HCL→HOCL+NaCl

 

厚生労働省によると、生食用鮮魚介類、生食用かき及び冷凍食品の加工基準において次亜塩素酸水及び、次亜塩素酸ナトリウム並びに水素イオン濃度調整剤として用いれれる塩酸に加えpH調整剤として用いれられる二酸化炭素の使用を認めることとした。

 

引用:生食発06084号(平成2868日)食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件について   厚生労働商医薬・生活衛生局生活衛生

 

 

商品Bは食品添加物製剤ではない?

 

次亜塩素酸ナトリウムのみを薄めたものであれば、食品添加物製剤で間違いありません。

 

しかし、商品B次亜塩素酸ナトリウムpH調整剤のリン酸2水素カリウム(酸性)をあらかじめ混和した次亜塩素酸水溶液です。

 

故に、食品添加物製剤として酸をあらかじめ混和している場合食品添加物製剤ではありません。

 

また、厚生労働省によると、食品工場内で次亜塩素酸ナトリウムと混和する酸は塩酸またはクエン酸等とあり、そのほかの物質は保健所に確認して使用する必要があります。

 

※保健所のクリアがない限り食品工場内であっても食品添加物製剤になり得ません。

 

こちらの商品を調べていくと疑問に思うところも出てきました。

 

1 殺菌試験結果(大腸菌)の試験結果で従来の次亜塩素酸水200ppmで殺菌できていないが、厚生労働省のデータと異なっていました。(厚生労働省の試験結果40ppm57ppmどちらとも比較)

 

2 内容は次亜塩素酸水溶液であるにも関わらず、次亜塩素酸ナトリウム食品添加物製剤と記載していました。

 

●商品Bの化学反応式

 

aOCLKHPO→HOCL+NaClKH+PO²

 

 

■商品Bキエルキンの違いについて

 

・上記の商品Bとキエルキンの化学反応式をみると反応後次亜塩素酸以外の物質はでないですが、商品Bでは乾燥した際に塩になって残留物ができてしまうこと

 

・商品Bは、1000ppmという高濃度の場合自分自身が反応してしまい濃度が急激に低下してしまいやすいこと

 

・生食用鮮魚介類、生食用カキ、冷凍食品の加工の場合には、次亜塩素酸ナトリウムpH調整剤の塩酸と二酸化炭素以外は使用することはでないこと

 

 

食品会社様の結果として、どちらも同等に良い結果が先方から得られたと報告がありましたが、商品B食品添加物であるという理由でキエルキンの採用を見送られました。

 

実際には食品添加物ではないにも関わらずそのような決断をされたことは大変遺憾でしたが、私たちとしてはいい勉強させて頂きました。

 

次回以降は、その違いを明確に述べてキエルキンの良さをより伝えることができるように努めます。

 

参考資料下記一覧

 

①次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性に関する資料

 

②次亜塩素酸水の成分規格改正に関する添加物部会報告書

 

③次亜塩素酸ナトリウムに酸を混和して使用することについて

 

④食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件について

 

厚生労働省医薬・生活衛生局による次亜塩素酸に関する質問の回答

 

次亜塩素酸に関する質問を直接厚生労働省に確認を取りました。質問の前提は上記の厚生労働省ホームページの参考資料についてです。

 

 

食安基発第00825001号(平成16825日)次亜塩素酸ナトリウムに酸を混和して使用することの内容の(厚生労働省医薬食品局、食品安全部基準審査)1.に次亜塩素酸ナトリウム食品添加物である塩酸またはクエン酸等を販売、および混合して使用することは差支えない。

 

また、あらかじめ混和した水溶液では食品添加物にはならないと記載されています。また、生食発06084号(平成2868日)食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件についての(厚生労働商医薬・生活衛生局生活衛生)改正概要(1)に、次亜塩素酸水および次亜塩素酸ナトリウム並びに水素イオン濃度調整剤として用いられる塩酸に加え、pH調整剤として用いられる二酸化炭素の使用を認めるとしたとあります。(以下質問と回答)

 

 

Q1.平成28年に厚生労働省から発表されたものは前号の内要改正という認識ですか?

 

A1.内容の改正ではなく、別の内容となっており、平成16年の記述と平成28年どちらも有効です。平成28年では、使用用途に対して、より詳細に使用できる物質を限定しました。次亜塩素酸ナトリウムと混和する食品添加物の塩酸またはクエン酸は問題ないが、その他の物質の使用はおのおの保健所での確認が必要です。

 

Q2.平成28年の発表では、次亜塩素酸ナトリウムに加えるものは塩酸と二酸化炭素以外は食品添加物にはならないということか?

 

A2.生食用鮮魚介類、生食用カキ、冷凍食品の加工基準の場合は、記載の通りpH調整剤の塩酸と二酸化炭素以外は使用できません。その他のものでは食品添加物製剤にはならない。

 

Q3.平成16年に発表した次亜塩素酸ナトリウムにあらかじめ酸を混和したものの使用については食品添加物製剤でしょうか?

 

A3.あらかじめ酸を混和したものは食品添加物製剤ではありません。但し、使用前に混和する場合は食品添加物製剤となります。

 

 

厚生労働省に質疑応答でのまとめ

 

次亜塩素酸ナトリウムにあらかじめに酸を混和して生成しているキエルキンは食品添加物製剤ではないこと

 

・食品製造現場でキエルキンを作った場合には食品添加物製剤になること(殺菌料として使用出来て、最終食品の完成前に分解し,又は除去しなければならない)

 

・生食用鮮魚介類、生食用カキ、冷凍食品の加工の場合には、次亜塩素酸ナトリウムpH調整剤の塩酸と二酸化炭素以外は使用不可なこと

 

以上、食品添加物と謳っている次亜塩素酸の除菌剤とキエルキンを比較!厚生労働省に質問についてご紹介しました。

 

 

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【比較】キエルキンと次亜塩素酸ナトリウムを希釈した商品の違いを質問されました!

 

キエルキン 除菌スプレー

キエルキンを検討されている方から商品の違い成分の違いを聞かれ回答させて頂きました。

 

具体的な比較した商品名は伏せさせて頂きます(商品Aとさせてください)が、その内容についてご紹介できればと思います。

 

 

 

■お客様がキエルキンに至った過程について

 

HPの説明を読んでわからないことがありますのでご連絡させていただきました。

 

昨年末に家族が、飲食店で発生した食中毒によりノロウイルスに感染いたしました。

1か月間はウイルスを保持している可能性があるとのことで、保健所より、家の中の除菌に気を付けてくださいとアドバイスされました。

 

ノロウイルスはアルコールでは除去できないとのことで、市販の「クレベリン」を使って除菌していました。

 

ノロ以外にも冬は、インフルエンザなども気になるので、普段使いの除菌剤として「クレベリン」よりももっと臭いの気にならないものはないのかと探していたところ、

 

「安定型次亜塩素酸ナトリウム」が成分の、ほぼ無臭の「商品A」という商品を見つけ、普段使いで、気軽に除菌に使用しています。

 

最近、花粉にいいものはないかと、ネットで検索していたところ、

「キエルキン」を見つけました。

 

商品説明を拝見しましたところ、強力な除菌効果や花粉対策効果があるうえ、

大変使いやすそうですし、さらにお手頃価格なので、使ってみたいと思っているのですが、不明点が何点か出てきました。

 

「商品A」と同じような説明なので、同成分のものなのかと確認したら、

「キエルキン」の成分は、「弱酸性次亜塩素酸水溶液」とのことでした。そこで質問です。

 

■キエルキンにつて以下回答と具体的な質問の内容

 

「商品A」という商品を初めて知りました。こちらの商品を扱っている会社のホームページで調べたことを前提にキエルキンと比較して違いをお答えできればと存じます。

 

質問者様がお問い合わせの中で記載されている商品の主成分を記載致しました。

 

クレベリン→二酸化塩素(CLO2

キエルキン→次亜塩素酸(HOCL

商品A次亜塩素酸ナトリウム(NaOCL)

 

下記の記事で二酸化炭素について記載しております。参考にどうぞ!

 

キエルキンと置き型二酸化塩素の違いについて空間除菌できるのは?!

 

化学用語ばかりで分かりにくいですが、これらは塩素の力を利用して除菌すると思っていただいて構いません。塩素の力の順番で表すと次亜塩素酸>次亜塩素酸ナトリウム>二酸化塩素となります。

 

名前は似ていますが、これらは全て違う物質なので効果や除菌メカニズムも変わってきます。

 

「クレベリン」に関して、今は使用されていないようなのでご説明を省略して主に「キエルキン」と「商品A」の商品の違いを疑問点にそって補足を入れながらなるべく専門用語を使わないように(努めます)お答え致します。

 

■Q1.この「弱酸性次亜塩素酸水溶液」と「安定型次亜塩素酸ナトリウム」はほぼ同じような働きをするのでしょうか?

 

A1. まず、安定型次亜塩素酸ナトリウムとのことですが、化学の用語で「安定型」と用いられることはあまりありません。

 

しかし、次亜塩素酸ナトリウム水酸化ナトリウムを添加してpHを強アルカリ性に調整した場合次亜塩素酸ナトリウムは安定するので、名称として「安定化」や「安定型」と読んでいると推測します。

次亜塩素酸ナトリウムは、一般家庭でよく使用されている「漂白剤のハイター」の成分です。

 

次亜塩素酸ナトリウムの主なメリット

 

・持続性が高いこと

・微生物に広く減菌、除去効果があること

・漂白、洗浄効果があること

・安価に使用できること

・取扱いを間違えなければ安全に使用できること

 

次亜塩素酸ナトリウムのデメリット

 

・金属に対しての腐食があること

アルカリ性なので取扱いに注意が必要なこと

・発ガン性物質と疑われているトリハロメタンを生成する可能性があること

・酸と接触すると塩素ガスを発生させること

 

などが挙げられます。

 

一方、弱酸性次亜塩素酸の特徴として

 

・弱酸性であるので皮膚に触れても問題ない

・作用後はお水に戻るため安全に使用できる

・ラジカル反応により菌やウイルスを除菌・除去している

次亜塩素酸ナトリウムと同濃度であれば80倍除菌能力が高い

・紫外線により分解されやすい

 

参考:厚生労働省次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性に関する資料

 

さて、この前提を踏まえて質問の回答になります。ほぼ同じ働きをするかというと半分正解であり、半分不正解です。

 

次亜塩素酸水溶液は純粋に塩素の力のみを使用して除菌しており、弱酸性でその塩素の力が最大になります。

 

一方、次亜塩素酸ナトリウムアルカリ性であり塩素の力を多少使っていますが、それ以上にアルカリ性のタンパク質を変性させる力を利用して除菌・分解しています。

 

 

塩素の力を利用して除菌するメカニズムは酸化作用(電子を奪う作用)と呼ばれます。化学用語なので分かりづらいのでイメージとしてお話すると、

 

次亜塩素酸は、細菌やウイルスを塩素の力で無理やり引きちぎって構造を分解します次亜塩素酸ナトリウムはタンパク質を溶かして除菌すると思って頂ければと思います。

 

■0歳児の孫の世話をよくする機会があるのですが、乳幼児の身の回りのものを除菌するのに、より安心安全な成分となると、「キエルキン」の「弱酸性次亜塩素酸水溶液」が最適なのでしょうか?「キエルキン」は手や赤ちゃんのおしりの除菌もできるとのことですが、「商品A」は手肌への使用はできないようで、手肌にも使ええるほうがより便利なので、「キエルキン」の方が普段使いの除菌剤としてさらに適しているなら、「キエルキン」に切り替えたいと思っています。

 

A2. キエルキンは医師会病院との共同研究をして作られ、病院全体でも使用されており、人の肌と同じ弱酸性なので手荒れをすることはありません。

 

作用した後にはお水に戻るため人体にも害はありませんし、第3者機関にて安全性試験も実施済みです。

 

また、キエルキンは産婦人科様でも使用頂いており、生まれたての新生児室では専用噴霧器にて空間除菌や部屋に入る前にもキエルキンが各部屋に設置してあります。

 

※2017年11月に朝日テレビ様の報道番組でキエルキンを取り上げて頂いた際にも産婦人科様や幼保園様にもご出演頂きました。

キエルキン産婦人科

 

■Q3. それから、「商品A」は、薄めて市販の超音波加湿器で空間除菌をすることが可能なのですが、「キエルキン」は、専用の加湿器ではなく、市販の超音波加湿器で使うことはできないのでしょうか?

 

A3. 次亜塩素酸ナトリウムを加湿器に使用することは安全性に疑問があります。質問者様がおっしゃっている「商品Aは手肌に使用できない」のに口から摂取することはあまり宜しくないと思います。(アルカリ性ですし…)

 

キエルキンは専用の加湿器でないと次亜塩素酸水溶液対応でないので、機械の故障の原因になりかねないため保証することができません。

 

市販の超音波加湿器を使用することを推奨はしていませんが、自己判断により使用されている方はいるそうです。(壊れても自己責任という前提です)

 

■Q4. 花粉対策として、マスクやジャケットなどにスプレーした場合、そのあとそのマスクなどはどれくらいの時間、花粉を分解する効き目があるのでしょうか?

 

A4. 花粉アレル物質に対して分解することができるエビデンスを取っております。

 

一方、キエルキンの特徴は一瞬で作用してお水に戻るためマスクやジャケットに付着している場合、花粉アレル物質にキエルキンが当たれば分解できますが、その効果が持続することはありません。(キエルキン成分が付着していれば分解可能です)

 

そのためスプレーすると1時間は持つというわけではありませんので、ご注意ください。

 

以上、ご質問の回答になります。ご不明点等ございましたら気兼ねなくお申し付けください。

キエルキン 花粉

 

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