キエルキンがテレビに取り上げられた時のメディアの裏側と選ぶべき次亜塩素酸水について
【2021年6月7日に追記しました。】
昨今、次亜塩素酸を使った商品を薬局やお店などで出てきていますが、キエルキンとその他の商品の違いや見極め方についてまとめてご紹介しようと思います。
もちろん、メディアで数ある商品からキエルキンが選ばれた経緯についても載せております。
次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウムについて
今まで『次亜塩素』と聞けば、ハイターやミルトンの主成分である次亜塩素酸ナトリウムですよね。次亜塩素酸水溶液が流行ってきているとはいえ、まだまだ認知に差がかなりあります。次亜塩素酸の効果は厚生労働省の実験でも実証されています。
しかし、次亜塩素酸は次亜塩素酸ナトリウムに比べて安定性が低く濃度が条件によっては急激に低下してしまい扱いが難しいのです。消費期限が決められていないものもあり、陳列してある商品を手に取って使用したけどお水だったなんて実は起こっています。
次亜塩素酸水溶液の製造方法
次亜塩素酸の製造方法は大きく分けて2通りございます。1つ目は、電解式と呼ばれ、塩酸または塩化ナトリウム水溶液を電気分解することにより得られる方法です。濃度は生成する機械にもよりますが、概ね、50~60ppmの物が多いです。
2つ目に、2液混合式と呼ばれ、次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸、酢酸、炭酸ガスなどをpHを調整して次亜塩素酸水溶液を生成します。こちらは、濃度を調整することができ、50~400ppmなど様々です。
次亜塩素酸水溶液がメディアに取り上げられた時の裏話
全国版の報道でテレビ朝日のモーニングバードにて次亜塩素酸水が取り上げられた時の裏話ですが、全国の人が見る番組なので、裏付けを番組でもしっかりします。
その時に全国で約20商品くらい集めて有効塩素濃度が測れる試薬を使用した結果残ったのは2商品のみでした。そこに登場したのがキエルキンなのです!
残りの18商品はほぼお水に戻っていたみたいでした。たくさんの業者が参入していますが、これから淘汰されて本物が残っていくのではないかと思います。
キエルキン(次亜塩素酸水溶液)の濃度を200ppmにしている理由
キエルキンはスプレーボトル使用する場合には希釈せずに使用して頂いております。それは3つ理由があります。
1、次亜塩素酸水溶液を水道水で希釈することで濃度の低下が速くなるため
この理由は、水道水や井戸水に含まれているミネラル(鉄分、カルシウム、マグネシウム等)に対しても塩素ラジカルが攻撃(菌やウイルスにある電子を奪って除菌する仕組みと同じラジカル反応)してしまうため、次亜塩素酸の力が弱くなっていきます。※井戸水のほうがミネラルが多く含まれています。
どうしても希釈を希望のする方は、希釈して1週間前後で使い切れる量をスプレーに入れて使用してください。但し、※注意:濃度希釈は150ppm以下にはしないほうが除菌効果は高いです。
また、電解式の次亜塩素酸水溶液は濃度の低下が著しく早くいので、その場で生成してすぐに使用したほうがいいです。
蛇足ですが、加湿器に入れて使用される場合には希釈しても1週間以内に希釈溶液を使いきれるので問題ありません。キエルキンの専用噴霧器では1:2~3の割合で使用頂いております。
2、次亜塩素酸の特徴として200ppmで安定するため
次亜塩素酸の特徴として200ppmの濃度で安定するのでそれ以上の濃度がある場合、短い時間で著しく濃度が低下してしまいます。
濃度が高ければ高いほどいいかというとそうでもないです。そこが次亜塩素酸水溶液の難しいところであります。従って、時間が経つと濃度調節が難しく手間になるのできちんと効果があり比較的安定な200ppmを一つの基準にされるといいと思います。
3、次亜塩素酸水の有効塩素濃度が低いと反応スピードが遅くなるため
厚生労働省の行った試験※『次亜塩素酸水の成分規格改正に関する部会報告書』での次亜塩素酸の濃度は57ppmなので効果のききめの目安となります。
他方、キエルキンを第3者機関で実験した時に違う濃度で実験(50ppm、100ppm、200ppm)した結果50ppmと100ppmでは菌類最強と言われる芽胞菌(※納豆菌や医療現場を苦しめるCD、生物兵器の炭疽菌もその一種です。)3分後でも除菌しきれなかったデータを持っています。
他方、200ppm(キエルキン)では30秒以下で検出しないという結果でした。従って、安全性が高く且つ、効果が高い200ppmの濃度の使用を推奨をしております。
※厚生労働省の試験引用先:http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0320-7h.pdf
エビデンスベースで注目されることが重要かと存じます。最後にいかにポイントをまとめて終りにします。
次亜塩素酸水溶液を選ぶポイントまとめ
・次亜塩素酸の製造年月日または、適正な消費期限が明確謳っているかどうか
・安全性の試験を第3者機関にてエビデンスを取得しているかどうか
・電解式での場合はすぐに使用したほうが好ましい(長い時間濃度が保てないため)
・除菌の試験を第3者機関にてエビデンスを取得しているか(菌類史上最強と言われる芽胞菌やノロウイルスの代替ウイルスのネコカリシウイルスの試験をしているか)
・次亜塩素酸水溶液の濃度が150ppmあるか(以下説明)
水道水で希釈する場合の注意がきちんと記載してあるか
・医療機関でも使用実績があるかどうか
・濃度が高すぎると濃度の低下が早くなり濃度調整が難しいこと
・紫外線に弱い物質で容器が紫外線を遮光するつくりになっていること
上記が、次亜塩素酸水を選ぶ際のポイントとなります!参考になれば幸いです。
以上、キエルキンがテレビに取り上げられた時のメディアの裏側と選ぶべき次亜塩素酸水についてご紹介しました。