インフルエンザや風邪の予防策として何が効果的？手洗い・うがい・マスクそしてキエルキンで対策！

インフルエンザの予防策について

　インフルエンザのシーズンが本格的にやってきました。毎年予防接種されている方もかかってしまった経験がある方もいると思います。インフルエンザにかからないためにはどのような生活習慣を気を付ければいいのでしょうか。身体の抵抗力を高め、今年の冬からインフルエンザや風邪などの感染症にかからないように、新しい予防習慣を身につけて健康管理をしていきましょう！

まず、はじめに体の抵抗力が弱った時に感染症にかかりやすいことは肌感覚的に分かると思います。睡眠不足がたまっていくと、体調をくずしやすくなりますもんね。冬にはインフルエンザにかかりやすくなるので、特に注意が必要です。動物を数週間まったく眠らせないでおくと、体中にバイ菌が増えて敗血症で死に至るそうです。

インフルエンザなどの抵抗力は寝て高める

細菌やウイルスに対する抵抗力は、睡眠中に強くなります。睡眠時間が減ったり睡眠の質が悪くなったりすると、身体の免疫力が落ちてインフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザになると眠くなるのも体の免疫の働きに関係しています。ウイルスに感染した細胞や、ウイルスを退治しようとする細胞から、「サイトカイン」という物質が出ます。このサイトカインはウイルスとの戦いに専念するために、身体を休ませようとして眠気を引き起こします。

インフルエンザウイルスは湿気が効く

乾燥した季節に流行るインフルエンザウイルス。冬は乾燥しているためにウイルスは飛沫しやすくなっているので、より注意が必要！！

インフルエンザウイルスは、特に、喉の粘膜から身体に入り増殖していきます。喉の粘膜は湿っていると抵抗力が十分発揮されますが、乾燥すると簡単にウイルスの侵入を許してしまいます。眠っている間にインフルエンザにかからないようにするために、寝室の室温を15～20度、湿度は50～60％に保って、喉の粘膜を保護してください。

インフルエンザではなく、似ている症状に風邪があります。風邪とは、ウイルスが上気道（鼻やのど）に感染することで起こる急性の炎症の総称のことです。診断前の段階では、後述のいくつかの症状を共通点とする「かぜ症候群」がいうところの風邪のことです。診断後の病名としては「急性上気道炎」だそうです。

主な症状とされる鼻水やのどの痛み、発熱などは、ウイルスに対するからだの免疫の仕組みによるものですね。風邪予防法は、他の生活習慣病の予防と同じく、ふだんの健康的な生活（十分な睡眠、適度な運動、バランスのとれた食事、ストレス回避）が基本です。さらに、小さい時からよく言われる、手洗い、うがい、マスクの着用もありますね。

実際に、手洗い、マスク着用、うがいは効果的なの？

トイレのドアノブや手すりなど人が接触する場所には風邪を引き起こすウイルスや細菌が潜んでいます。その場所に触れることによって手に付着して、無意識に口付近に手を当たることで体の中に侵入していきます。その確率をいかに下げるかがポイントとなります。従って、手洗いにはそれらのウイルスや細菌を殺すのではなく「洗い流す」効果があるのです。もちろん、石鹸をつけて丁寧に荒い、アルコール消毒などを併用すればある程度「殺す」こともできますが、石鹸にもアルコール除菌にも効かないようなウイルスや菌がいたら...大変ですよね。でも、キエルキンならどんな菌・ウイルスでも一瞬でやっつけてしまいます。しかも安全に！白血球由来で人体でも生成される次亜塩素酸！

マスク着用は乾いた空気を湿らせれる

次に、マスクについてですが、「マスクの通気性であれば外からウイルスが中に入ってくるのではないか」という疑問が良く挙げられます。実は、これはその通りで入ってきてしまいます。え？では意味がないのではと思われるかもしれませんが、先ほども記述しましたが、ウイルスは乾燥によって飛沫しやすくなります。ですので、冷たく乾いた空気を直接吸い込まないこと、呼吸器を乾燥から守ることができますし、他人の飛沫を直接口や鼻の周辺に受けることを避けられるのです。もちろん、マスクを着けていればくしゃみで他人に飛ばすことも避けられます。故に、他人への感染を防ぐ効果もあるし、感染症予防効果もあるのです。

うがいで菌やウイルスを洗い流すれる

最後のうがいに関してですが、一般的にうがいの目的は喉の粘膜についた細菌やウイルスを洗い流すこと、のどを刺激して（異物を痰とともに排出する）繊毛運動の衰えを防ぐことのふたつがあるとされています。一方、日本以外に風邪の予防法としてうがいを挙げる国は少ないそうです。実は、喉をガラガラさせてするうがいの習慣がある国や地域は少ないのでＷＨＯなどの世界的に認知していないことが挙げられます。

※日本のうがいの効果は京都大学の川村孝教授らのグループの研究により実証されているそうです。

○感染症対策のまとめ

十分な睡眠、食事、運動、もちろん（手洗い・マスク・うがい）にしても、絶対に風邪を予防してくれるわけではありません。クリーンルームで暮らすなんて無理ですし、私たちは菌やウイルスと共生していくしかないのです。さらに、万能に効く治療薬はなく、長引くと命にも関わるとくれば恐ろしい病気のように聞こえますが、実際は風邪に恐怖を感じている人は少ないと思います。（※インフルエンザはもっと怖い...）